関節リウマチは、自己免疫疾患と呼ばれる病気の一つで、免疫の異常によって炎症が起こり、関節が徐々に破壊されていく病気です。
関節の滑膜という部分に炎症が生じて、指や肘、膝をはじめとした多くの関節に痛みや腫れが生じます。
炎症が長期間続くと、関節近傍の軟骨や骨が破壊され関節が変形し、進行していくと日常生活に大きく影響するようになります。
下のイラストのように発症年齢のピークは30から50歳台ですが、10歳台から70歳台までどの年齢でも発症する可能性があります。
関節リウマチの発症早期では、関節炎が起き、関節の痛みや腫れが起こります。さらに関節破壊が進行すると、関節が破壊され、下記イラストのようにいろいろな関節が変形してしまいます。